わたしたちの環境はとても恵まれていて、必要なものは身近に何でも揃っており、欲しい時にすぐに手に入れられます。
そんなモノに溢れた今の時代、便利さと引き換えに健康に生きるには体に負担のかかるものも多くあります。
美容と健康を意識するなら、まずは食事の内容を見直すことが必要です。
ダイエット＝食事制限 は誤った認識です。
しっかり食べていても、身体の機能を働かせるために必要な栄養素が不足している方も少なくありません。
食生活をすべて一気に変えることは難しいかもしれませんが、日常で使う調味料を見直してみるのもひとつの健康法と言えます。
毎日の食事に欠かせないものだからこそ、少しの工夫で大きな違いが生まれます。
以下のポイントを意識して、調味料を見直してみましょう。
精製された砂糖や人工甘味料を避ける
避けたいもの:
• 白砂糖、果糖ブドウ糖液糖、人工甘味料（アスパルテーム、スクラロースなど）
おすすめ:
• はちみつ、メープルシロップ、甜菜糖、ココナッツシュガー
人工甘味料は腸内環境を乱しやすく、砂糖の摂りすぎは糖化（AGEsの蓄積）を促進し、シワやたるみの原因になります。天然の甘味料を適量使いましょう。
食塩の種類を見直す
避けたいもの:
• 精製塩（食卓塩）
おすすめ:
• 天然塩（海塩、岩塩）、ぬちまーす（マグネシウム豊富）、ヒマラヤピンクソルト
精製塩はミネラルが失われていますが、天然塩はカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、体内の電解質バランスを整えます。
質の良い油を選ぶ
避けたいもの:
• サラダ油、キャノーラ油、大豆油、マーガリン（トランス脂肪酸を含む）
おすすめ:
• エクストラバージンオリーブオイル、MCTオイル、アマニ油、えごま油、グラスフェッドバター
酸化した油は体内で炎症を引き起こし、老化を加速させます。オメガ3系の油（アマニ油・えごま油）は美肌やホルモンバランスにも良い影響を与えます。
醤油・味噌・酢の質を上げる
避けたいもの:
• 化学調味料入りの醤油や味噌、合成酢
おすすめ:
• 天然醸造の醤油、無添加味噌、米酢や黒酢
発酵調味料は腸内環境を整え、美肌や免疫力アップに貢献します。
だしの素やコンソメの添加物をチェック
避けたいもの:
• 化学調味料入りのだしの素、コンソメ、白だし
おすすめ:
• 天然のかつお節、昆布、干し椎茸、無添加のだしパック
化学調味料（グルタミン酸ナトリウムなど）は、長期的に摂取すると体に負担をかける可能性があります。自然の食材からとる出汁は、旨味成分が豊富で満足感もアップします。
まとめ
甘味料 → 天然のものを適量に
塩 → 精製塩を避け、ミネラル豊富なものを選ぶ
油 → 酸化しにくい良質なオイルを使用
発酵調味料 → 無添加・天然醸造のものを選ぶ
だし → 化学調味料を避け、自然な旨味を活用
小さな積み重ねが、数年後には美容と健康に大きな違いを生みます。
毎日の調味料を少しずつ見直して、体の内側からキレイを目指しましょう！