「ついつい脚を組んでしまう」
「気づけばスマホを見て猫背になっている」
「デスクワーク中、いつも首を傾けている」
こうした姿勢のクセを、あなたは「行儀が悪いから」「意識が低いから」と自分を責めていませんか?実は、姿勢が崩れるのは心の持ちようの問題ではありません。
それは、あなたの体が「今の自分を維持するために、必死に選んだ生存戦略」かもしれないのです。
姿勢が崩れるのは、体が「省エネモード」に入った証拠
本来、私たちの体は「インナーマッスル(深層筋)」が働くことで、重力に対してまっすぐ立つことができます。しかし、長時間の仕事やストレスでこれらの筋肉が疲労してくると、体は悲鳴を上げ始めます。
支えきれなくなった体は、無意識に「筋肉を使わずに済む方法」を探し始めます。
- 脚を組む: 骨盤をロックして、不安定な体幹を無理やり固定する。
- 猫背・首をかしげる: 筋肉ではなく、靭帯(じんたい)に体重を預けて「ぶら下がる」ような状態にする。
つまり、姿勢を崩すのは「怠け」ではなく、疲れた筋肉を休ませるための体の防衛反応。あなたが頑張り続けている証拠なのです。
「痛みはないし大丈夫」に潜む落とし穴
「寝れば治るし」「みんなやってるから」と、痛みが出ていないうちは見過ごしてしまいがちです。しかし、この「靭帯や骨に頼った姿勢」を何年も続けると、体には少しずつダメージが蓄積されていきます。
数年後、数十年後、それは「消えない歪み」や「慢性的な痛み」となって現れるかもしれません。将来の自分への投資として、今のうちに少しだけ意識を変えてみませんか?
「気合で直す」のはもうやめよう。大切なのは「リセット」
姿勢を直そうとして「背筋をピンと伸ばし続ける」のは、疲れた体にさらなるムチを打つのと同じです。大切なのは、根性で直すことではなく、体がラクに正しくいられる環境を作ってあげることです。
1. 物理的な「環境」を整える
- 椅子の高さを調整し、足裏がしっかり地面につくようにする。
- モニターの高さを上げ、視線が下がらないようにする。
2. 小さな「リセット習慣」を取り入れる
- 30分に一度、肩をすくめて一気に脱力する。
- トイレに立ったついでに、一歩大きく踏み出して股関節を伸ばす。
「崩れる理由」を一緒に読み解き、戻れる体を育てる
姿勢の崩れは、いわば「未来の不調」を知らせる通知表。 若いうちにそのサインに気づけたのは、とてもラッキーなことです。
リグラージュは、単に骨格をバキバキ整える場所ではありません。
- 環境を整える: 頑張らなくても骨盤が立つ工夫を。
- 小さなリセット: 30分に一度、体が喜ぶ動きを。
- 回復力を高める: 疲弊したインナーマッスルをケアし、自然と立てる体へ。
クセを敵として戦うのではなく、頑張ってきたあなたの体の「痕跡」として受け入れ、一緒にケアしていきましょう。
自分の体をもっと労わって
もし、鏡に映った自分の姿勢が崩れていたら、「あぁ、自分は今こんなに疲れているんだな」と気づいてあげてください。
姿勢が崩れるのは、あなたが怠けているからではなく、今日を一生懸命生き抜こうとしているサインです。
あなたの体は今、一生懸命あなたを守ろうとして限界を迎えているのかもしれません。
「最近、いつも同じ側に首を傾けている気がする」 「脚を組まないと、座っているのがツラい」
もしそう感じるなら、リグラージュで、その「頑張りのサイン」を紐解いてみませんか?
無理に整えるのではなく、「いつの間にか、スッと背筋が伸びている自分」に出会えるはずです。
頑張る自分を責めるのではなく、こまめに体を「リセット」して、未来の自分に健やかな体をプレゼントしてあげましょう。
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